AGAMA A215エンジンバギーキットをまた取り扱う3つの理由
オフパワーでは2015年デビューのAGAMA A215エンジンオフロードバギーキットを、再び取り扱うこととしました。
昨年、A215SVが出てからは、当然最新モデルのSVに全面的に切り替えたワケですが、アルミパーツなどの標準化に伴い、価格が上がってしまいました。それでも、走りの良さから多くの方に支持をいただいていましたが、考え直しました。
いま、なぜ敢えて旧モデルのA215を扱うことにしたのか? その理由をお話します。
目次
再取り扱いのワケその1 走りのポテンシャルは今なお一線級
AGAMA A215はデビューイヤーにEURO選手権で3位表彰台をゲット。レース終盤まで優勝を狙える位置で戦いました。Bloomfield選手のアドレナリン大放出のドライビングもあったとは思いますが、そのポテンシャルの高さを証明してくれました。
そして、その年はヨーロッパ各国のナショナルチャンピオンを獲得。つまり、つるしの状態でも十分に他社メジャーブランドに対抗できる性能を持っている。それが第一の理由です。
再取り扱いのワケその2 オプションで走りをレベルアップできる!
A215SVの開発に伴い、各種オプションパーツがリリースされています。
- ソフトアーム前後
- ソフトアーム専用強化プレート(A215にはリアのみ使用可)
- エアレーションタイプダンパーキャップ
- レート&特性を見直したスプリング
- 大型化されたサスブッシュ
- 強化ドライブシャフト系
これらのパーツを投入することで、コースレイアウトやドライバーの腕によっては最新モデルに勝るとも劣らない性能を示す可能性があります。
A215SVになって、より曲がるクルマに変わってきましたが、A215の方が好みに合う方もいるのではないかと思っています。
そして、最新パーツの導入より、走りの質をアップできる。それが二つ目の理由です。
再取り扱いのワケその3 エンジンバギーの世界を多くの人に体験して欲しい
3つ目は、この想いです。
「エンジンバギーの世界を、楽しさを多くの人に体験して欲しい」。
日本のエンジンバギーのキットは世界的に見ても、とてもリーズナブル。
欧米では、日本の販売価格は考えられない安さです。欧米の各種メーカーと交渉する機会が多くありますが、キット、エンジンの安さには本当に驚かれます。
しかし、ドライバーのレベルに合わせた豊富なラインナップがある電動カテゴリーに比べると、間口は極端に狭いと言わざるを得ません。
RTRキットも何モデルかありますが、お世辞にも性能が高いとは言えず、結局、そうそうに飽きるか、より高い性能を目指して各社のハイエンドモデルで走るという選択肢かなくなります。
それでは、なかなか始められないし、続けられない。
少しでもこの現状を打破したいという想いから、このA215を再販売することとしました。
リーズナブルというだけに、価格は本格的なモデルであってもできるだけ安くしたいということで、
45,800円(税込)に設定しました。
また、初めてという方のために組み立てサービスもオプションですがチョイス可能。
組み立てサービスは、6,480円(税込)。この価格で専門スタッフが、オフパワーが蓄積したセットデータをもとに扱いやすく、速いセットを再現して、お渡しいたします。
一台一台の作業になるので、二週間ほど納期はかかりますが、あとはメカ類、エンジンを組み込むだけで、すぐに走行できる状態でお渡しいたします。
つまり、MP9のA-spec的なことを、リーズナブルにお届けしようという試みです。
この試みが支持されて、ニーズがあるようであれば続けていきたいと思います!